乾貴士の進化っぷりが嬉しい

リーガエスパニョーラ第5節バルセロナVSエイバルをダゾーンで観戦しました。結果は、6対1でバルセロナ勝利しました。
前半はかなり五分五分の展開で21分にセメドがエリア内で倒されて、メッシがPKを決めます。38分には、コーナーキックからパウリーニョが頭で合わせて追加点。セットプレーの強さはパウリーニョの特徴のひとつですよね。52分にはマスチェラーノのパスをパウリーニョがスルーして、メッシへ。メッシが得意の魔法のドリブルでディフェンスをかわしてシュート、キーパーがはじいたこぼれ球をデニススアレスがワントラップしてニアを抜きます。バルサ追加点。56分、エイバルが1点返します。左サイドバックのジュンカの高速アーリークロスにセルジエンリクがダイレクトで合わせてゴール。しかし、59分バルサが突き放します。ブスケツイニエスタ→メッシ→イニエスタブスケツ→メッシと繋いで、メッシがゴール左隅に流し込みます。久々にバルサの鬼パスワーク炸裂です。特にブスケツからメッシに出したラストパスがエグいです。見てるところが違いすぎます。61分、さらにバルサが追加点。メッシ→パウリーニョ→メッシとワンツーで繋いでメッシがキーパーの股を抜いて決めます。87分にもバルサにゴールが生まれます。メッシのドリブルからアレイクスビダルにはたいてアレイクスビダルがメッシにダイレクトで返す。メッシもダイレクトでちょんと触ってゴール。これはメッシのいつものゴールパターンのひとつですよね。ディフェンスもわかってるとは思うのですが、速いし正確なので止められません。とまあ試合はこんな感じでした。
エイバルは大敗したんですけど、我らが日本人の乾貴士は非常にいいできだったと思います。左サイドアタッカーとしてフル出場し、チーム最多の4本のシュートを打っています。ボールを受けて前にスペースがあればドリブルで仕掛けて迷わずシュートを打つ姿勢はもはや日本人ではないです。一流選手に囲まれているから、メンタルが成長したんだと思います。また判断力もアップしていて、仕掛けるのが無理そうなら中盤の選手に速いボールを送り、サイドチェンジしてもらったり、近い選手をすぐ使ったりとスペイン的な繋ぎもマスターしつつあります。だから、日本代表で乾をスタメンで使ったりしたら、速攻浮くこと間違いなしです(笑)だって彼だけ判断のスピードが桁違いに速いので。今の乾と上手く連携できるのは、柴崎岳くらいでしょう。また乾は去年のバルサ戦で2ゴールを決め、カンプノウを黙らせるという伝説を残していますので、さらなる伝説を残すためにも、このままリーガでプレーしてf:id:xlio:20170920230047j:plain進化し続けていってほしいと思います。