ロシアワールドカップ、日本は史上初のベスト8まで勝ち上がれるのか。《後編》

皆さんお久しぶりです。久しぶりの更新です。前回記事の後編です。日本がロシアワールドカップのグループリーグの第3戦で対戦するポーランド代表について書きたいと思います。まずはポーランド代表の選手について見ていきましょう。ポーランドについてサッカー好きの人なら誰でも知っている選手レヴァンドフスキがいますよね。間違いなくヨーロッパが生んだ最強ストライカーでしょう。シュートよし、ドリブルよし、フリーキックよし、ポストプレーよし、フィジカル最強という感じの選手ですね。特にサイドからのクロスにあわせるのがめちゃくちゃ上手いので、日本代表は簡単にクロスをあげさせないようにプレッシャーをかけないといけません。次にジエリンスキですね。彼はトップ下などが得意です。もちろんいいパスもだせますし、なにより少しでも自分の前にスペースがあるとゴリゴリ仕掛けてきます。足も早いので日本は組織的な守備をひかないと、彼のドリブルで中央突破されてしまうでしょうね。日本はフィジカルが強く、ドリブルが得意な選手が特に苦手なので、ジエリンスキはレヴァンドフスキ以上に危険な選手かもしれません。後はクリホヴィアクですね。身長186cmで横にもゴツくて、テクニックにも優れた守備的ミッドフィルダーです。彼はセビージャでプレーしていた経験もあり、サッカーIQも高く、楔のパスを打ち込んだり、ダイナミックなサイドチェンジも得意です。こうやって見ていくとポーランドもかなりタレントが多いですね。それでも前回記事で書いたように、私は相性的には、日本代表はポーランド代表に対して戦いやすいと思っています。なぜなら、コロンビアとセネガルはドリブルを中心に攻撃を仕掛けてくるのに対して、ポーランド代表はある程度パスをつないできてくれるからです。日本はパスをつないでくる相手には、守備的な戦術をとればある程度やれるんですよ。2010年のワールドカップでもデンマークに勝利しましたし、2012年の親善試合ではあのフランス代表に超絶カウンターをお見舞いして勝利しています。ポーランド戦は日本が超守備的な戦術でいけば、1発のカウンターで大迫、岡崎あたりが決めてくれるんじゃないかと、私はそう思っています。だからポーランドとは初戦であたりたかったですよね。最初に勝利すれば勢いに乗れますからね。ただ、ポーランド代表監督が超優秀で日本戦では、パスを繋がずに、ディフェンスラインから直接レヴァンドフスキにロングボールを供給したりする、フィジカルサッカーをしてきたら日本にとってはかなり厳しくなります。
最後に私の超希望的観測をこめて日本のグループリーグ突破を予想したいと思います。コロンビアが首位通過、2位日本。日本はベスト16でベルギーと対戦。ポーランド戦同様超守備的戦術でベルギーに1ー0で勝利。日本ベスト8進出。というのが私の願望を込めた予想です。
現実的に考えると、日本はポーランドに引き分けて、他2試合は負けて、勝ち点1で最下位で予選敗退でしょうね。グループ突破の確率は20%くらいで、ベスト8進出の確率は5%といったところでしょうか。最後にもう一度言っておきますが、もちろんサッカーに不可能はありませんが、今回の組み合わせはブラジルワールドカップの組み合わせより厳しいです。日本代表のロシアワールドカップの分析を終わります。
f:id:xlio:20171216180300j:plain