これぞ効率的なサッカー

セリエA第11節ミランVSユベントスをダゾーンで観戦しました。結果はイグアインの2ゴールでユベントスが勝利しました。イグアインはこの試合でセリエA通算100ゴールを達成し、2点目で101ゴールとなりました。
イグアインの得点能力が凄すぎましたね。23分の先制点は、ピアニッチの縦パスをディバラが前向きで受けて、右足でイグアインにパス。イグアインが右足アウトでワントラップして、右足でファーサイドをぶち抜きました。63分の2ゴール目は、アサモアが左サイドを突破してディバラにパス。そのボールをディバラがスルーして、イグアインが体を開いて右足でワントラップ。そのままニアをぶち抜く。これでイグアインは代表に選ばれないんですから、アルゼンチンのFWの選手層は半端ないですね。まあまだちょっとぽっちゃりしているので、もう少し絞ればサンパオリ監督も気が変わるんじゃないでしょうか(笑)
この試合ミランの方がポゼッション率も高かったですし、シュートも多く打っていたんですよね。それでも結果的には0ー2で負けてしまったわけですね。サッカーにポゼッションは関係ないということに関してとても象徴的な試合になりました。少ない攻撃で相手ゴールを奪ってしまうユーベの攻撃力は素晴らしかったです。まあほとんどイグアインとディバラの2人で相手ディフェンスを翻弄して、他のメンバーは二人のサポートにまわるという戦術ですね。守備も硬いですし、攻撃も鋭い。なかなかこのようなチームは珍しいですよね。
逆にミランはあれだけお金使ったのにまだ昨シーズンのネガティブな雰囲気から抜け出せないでいますね。まあケシエ、アンドレシウバ、リカルドロドリゲスと若くていい選手も補強しましたので、急に勢いがつくかもしれませんが。
とにかく ミランはまだまだユーベに勝つレベルにはありませんでした。ユーベの戦術が素晴らしかったです。
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